文字って、なんだかそれだけで美しく見えてきます。
それぞれに付けられた名前、詩、歌など。
名付けの意味とか聞くと、余計に愛おしくなります。
同じように、数字に対しても何か特別なものを感じます。
そうして最近知った「数秘術」…これはなかなか面白い ♪
「数秘術」は英語で「ヌメロロジー (numerology) 」(numero [ 数 ] + logy [ 学、あるいは論 ] ) といいます。直訳では「数の学」、あるいは「数の論」という意味。
数字が苦手な私にはちょっと難しく感じましたが、「数秘術」とは生年月日や名前を一定のシンプルなルールに基づいて計算することによって、「性格」、「才能」、「運命」、「相性」、「未来予知」などさまざまなことを導き出す「占い」なんだそうです。
そう聞くと、女子としてはわくわくしますよね。
でも、「占い」といっても「まだ見ぬ運命」を解き明かしてくれるようなものでは無くて、潜在している可能性を最大限に引き出してくれるツールであり、宿命論には偏っていかない。
生年月日や名前という事実から引き出されるシンプルなメッセージをどう受け取るかは本人次第ということです。
これ、私はすごく腑に落ちるポイントでした。
で、ここからが本題です。
数秘術には二つの基本原理があるとされています。
●数秘術の基本原理① ー 数には意味がある
「個々の数には、それぞれ固有の性質や意味がある」
これが、数秘術を知るために、まず前提として受け入れなければならないこと。数字に対して何か特別なものを感じていたので、このキーワードを見るだけでも面白くなってきます。
1:主体性/独立/個人主義/好戦的/独創的/自己主張/支配的/力強い/自己中心的
2:調和/理解/適合性/穏やか/協調性/受容的/慎重/関係/共同
3:自己表現/知性/話好き/社交的/教養のある/創造的/多様性/ドラマティック/表現する
4:安定/堅固/安全/保守的/実際的/構造/システム/堅実/客観性/制限/秩序
5:変化/拡大/冒険/推量/ヴィジョン/成長/進化/好奇心/活発/機知に富む/発展的な自由
6:責任/ハーモニー/創造性/正義/愛/共感/奉仕/象徴/アート/バランス
7:直観/哲学的/分析的/静穏/内省的/理解/インスピレーション/孤立
8:力/野心/生産/マネー/物質主義/満足
9:変容/完成/無私無欲/慈善/忍耐/終わり
ここに挙げた1から9までの自然数は全ての数の基本となる数であるとみなされ、これらは「ルート・ナンバー」と呼ばれています。
二桁以上の数は一定の数の操作を通して、すべてルート・ナンバーへと「還元」されます。
ここで注意しなければならないのが、「マスター・ナンバー」の存在。現代の数秘術ではルート・ナンバー以外に、11と22の二つの数だけは「マスター・ナンバー」と呼ばれ、特別な意味を持たされています。
11:光明/天啓/直観力/改良/メッセンジャー/閃き/啓蒙
22:ヴィジョン/建築/建設的/博愛主義/計画性/気づき
●数秘術の基本原理② ー 名前のあるものはすべて数に置き換えることができる
これはなかなか驚きましたが、数秘術では「ピュタゴリアン・システム」と「カルデアン・システム」というシステムを使って、文字を数字に変換していきます。
どちらを採用するかはそれぞれの数秘術師によって異なるそうですが、私が参考にした書籍では「ピュタゴリアン・システム」が採用されていました。
以下、数秘術の基本ルールです。
①名前をアルファベットで表記する場合には基本的にヘボン式ローマ字を使用する。ただし、普段のサインや署名の際に使っている表記があればそれをゆうせんすること。
②名前は「誕生した時につけられた名前」を使用すること。
…つまり、結婚した女性は旧姓でってことですよね。
次回は、数字が教えてくれるメッセージに耳を傾けてみようと思います。
えだ子
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